こんにちは
ミシン刺しゅうフェスティバルメンバー
でお伝えしています。
この記事の担当は
Atelier Chimikoのチミコです
昨日、プリズム刺繍さんと
「突撃となりのミシン屋さん！」
再び！
日本ホビーショー2022でお伝えいたしました
Happy Japanさんにお伺いしてきました☆
ミシン刺繍の作品が飾られておりました。
お忙しい中、いろいろな情報をいただきまして
ありがとうございました。
Happy Japanさんのホームページはこちらです。
☟
Happy Japanさんの刺繍ミシンの
パンフレットをいただきました。
家庭用
職業用
工業用
山形で作られているそうです。
国産の刺繍機です。
いろいろいただいた情報の中から、
日本ホビーショーでお伝えしたこちら
金コマ縫いをご紹介したいと思います。
このミシン刺繍は珍しく
普通刺繍は表面にするんですが、
下糸の裏面に刺繍が出来上がるという縫い方です。
こちらが刺繍した表面(刺繍の裏）になります。
それでは簡単に教えて頂いた情報をお伝えいたします。
まずは下準備。
青のフェルト(おなじみの大本商事さんで購入されたそうです）
をたるまないように枠に張っていきます。
こちらは、他の準備が終わるまで、
そのまま置いておきましょう。
次に、下糸を巻きます。
この刺繍では下糸が表の刺繍となります。
こちらの糸を使います。
エンゼルキングさんの金糸８掛け
あ！大事なところが写っていませんでした💦
以前お伝えした通り、HappyJapan さんの
ミシンには下糸巻き器がついていますので、
こちらで巻いていきます。
かなり太い糸なので、あまり多くは巻けませんが、
この刺繍をするのは十分な長さが巻けました。
（プチ情報；帯などの刺繍をするミシンは
倍釜と言って２倍巻ける釜を使うんだそうです。）
下糸が巻けましたので、ボビンケースに入れますが。
が、普通のボビンケースではなかった！
ボビンケースはこちらです！
同じじゃん！と思った方。よーく見てね？
右と左 比べてみてください。
左はいつも使っているもの。
右は、金コマ縫い用特別バージョン。
そうです、
ねじを外して糸の押さえ？を取っています。
そして入れ方も、いつもとは逆向き
順転の向きに入れます。
へ～～～～、そうなんだ！
そして、ボビンをセットします。
下準備として
下糸を針板から出さなくてはいけないのですが、
Happy Japanさんミシンでは
設定？
（メンテナンスだったかも）
のところに
ひと針落とす機能があり、
スムーズに下糸を出すことができました。
家庭用ミシンみたいですね。
こんなちょっとした機能も
便利だなと思いました。
ここまでできたところで
やっと
先程の青いフェルトをセットした枠を
ミシン刺繍機にはめます。
💦 💦 💦 💦 💦
ふう！いったん深呼吸！
この刺繍はこちらの刺繍機にお願いいたしました。
さて、
今度は下糸をフェルトに通します。
先程のひと針落とすことを、
もう一度やって
下糸をフェルトに通して上に引き出します。
さあ下準備完了！
そうそう、
一番大切な刺繍データですが、
事前に
走り縫いの一筆書きで
お好きな柄のデータを作っておく必要があります。
それからもう一つ！
刺繍機の針先をやすりなどで削って
丸くしておく必要があります。
なぜかというと、、、
金糸は芯の糸に
金の糸を巻いているので
それを傷つけてしまうと糸がボソボソして
刺繍が汚くなってしまうからだそうです。
さていよいよ刺繍スタートです！
走り縫いの刺繍ですので、
短時間で刺しゅうが完成いたしました。
下糸の糸端を刺繍の表面に引き出して(こちらは手仕事）
完成です。
完成写真を撮り忘れておりましたので
ホビーショーの写真で。
すみません。
詳しい内容は、
動画で撮影させていただきましたので、
ただいま
プリズム刺繍さんが
がんばって編集中です。
もうしばらくお待ちください。m(__)m
今日のおまけ！
ミシン刺繍枠で木の刺繍枠って見たことありますか？
私は初めて見ました！！！
驚き！
でもミシン刺繍の世界では
割と普通に知られているそうです。
プラスチックの刺繍枠は角はいいのですが
大きい刺繍枠だと真ん中がたわんでしまい
ずれることがありますよね。
皆さん枠に包帯を巻いたり、
100均の滑り止めを使ったり
工夫していますが、
木の枠はそのたわみが少ないそうで、
大きな刺繍の枠は
こちらを使うことも多いそうです。
こんな刺繍枠どこで売っているんですか？
とお聞きしましたらインドで作っているのだとか？
じゃあ、
インドの知り合いに買ってきてもらおうかな~
と言ったら、
100個とかの単位で購入することになるそうです。
それは無理だ！
100個は買えないよ~(´；ω；`)ｳｯ…
以上、昨日の「突撃となりのミシン屋さん！」
の前説、プチ情報をお伝えいたしました。
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