こんにちは
この記事の担当はラブキモノ刺繍 鈴木ひろ美です。
ミシン刺繍のつどい in 名古屋
参加者さん募集しています☆
ミシン刺繍のつどい案内ページ
家庭用刺繍ミシンの針について。
皆さんからいただいた体験談をご紹介させていただきます。
ブラザー編はこちらです▼
【針の使い方体験談たち1「家庭用刺繍ミシンの針 ブラザー編」】
また末尾には、お客様から教えていただいた詳しい針のお話しも掲載しています。
ぜひご覧くださいませ☆
本日は第2弾!
家庭用刺しゅうミシンの針(ジャノメ・ベルニナ・ハスクバーナー編)
私が皆さんにした質問はこちら。
★ジャノメ編
5.2と同じ
1. JANOME Hyper Craft 900
2. JANOME ブルー針#11
3. 今使っているブルー針は、#11しかないので、今のところ生地の厚さで変えていません。
(あまり厚かったり薄い生地は使わない)
多分、パープル針#14が厚物で使えるのだと思います。
説明書では、普通の11番針(HA)でも良いという風になっていますが、目飛びなのか、糸がループ状に飛び出てきます。
ブルー針は「伸縮性のある布(ニット地)や目飛びしやすい布に効果があり、地糸切れが防止出来ます」と説明がありました。
手芸店で売られているニット用針(SP)も使ってみましたが、やはり目飛びが出てしまいました。
そのような事で、以後はブルー針のみ使っています。
<番外編>
下糸なんですが、大本商事さんで購入した下糸20000m巻きや、他のお店で購入した下糸(#120)などは使えなくて、メーカーさんの話ではロックミシン糸#90が使えるとのことでしたが、そちらも使えませんでした。
ミシン側で上糸調子を多少変えられますが、限界ありでした。
下糸に関しても、結局 「JANOME刺しゅう下糸#90」が安心して使えるようです。
1. ジャノメ(SECIO9900pro)
2. 最初から付属しているジャノメの純正ミシン針(ブルーチップ)です。
ミシン糸は付属のポリエステル糸を使う場合はこの針で問題なく使えています。
ラメ糸はフジックスのスパークルラメのセットを購入し使ってみましたが、 しょっちゅう切れます…。
手元にシリコンスプレーやペンがないので、買おうと思いつつ、 ペン型のハサミクリーナーの成分にシリコンと書いてあったので、代用しています。 なんとなく切れにくくなったような…?気がします。
1. ジャノメセシオ14000
2. 直営店でニット針を使うといいと言われたので、オルガンの家庭用ニット針か付属のジャノメブルー針
ラメの時はオルガン刺繍用を主に使っていました
★ベルニナ編
1. ベルニナミシンB-790
2. 純正品を使用
品番の表示が違いますが普通地のときは、11番位のものを使用しています。
3,厚地のときは、糸も30番に針も合わせて14番や16番に
薄地のときは、糸は80番90番に針は9番に 生地と針と糸 状態に合わせて替えます。
1,ベルニナ
2,ベルニナ用純正
4,あまり薄い生地には刺繍しないので、針はあまり変えてないかもです
★ハスクバーナー編
1,ハスクバーナ ルビー
2,トップステッチおススメと言われたので下記使用(空ですみません)
↓↓↓
オルガンでもトップステッチ針があるんですね(いただき物で未使用)
↓↓↓
3,家庭用ではあまり厚地に刺繍しなかったのですが厚地は14番を使用と書いていたように思います
4,刺繍用やトップステッチは太い糸が通るのでラメ時に使用しました。
オルガン針とシュメッツ針はどちらも家庭用なら取付に問題はないが、針穴位置が微妙に違うので針糸通し機を使用時に問題が起こる可能性がある
<番外編>
あと、そう!針ではないですが私が長く悩んでいたのはやはり生地をピンと貼る事でした
滑り止めシートは家庭用枠には跳ね返りが強すぎて上手くいかなかったのですが、ひろ美さんに教えていただいたバンデージ(伸びてくっつく包帯)が最高でした。コレ初期付属品に入れて欲しかったぁーと思いました。
くっつく包帯は滑り止めにとっても便利です(^^
汚れてきたら新しいのに簡単に巻きなおせます。
以前YouTubeにアップしているので、良かったご参考にどうぞ。
刺しゅう枠についているセンター合わせ用のちょぼ(っていうのかな?)が、隠れちゃう場合どうすればいいですか?って聞かれたことがります。
私は油性マジックで包帯の上に、ちょぼの印をいれて、センター合わせができるようにしています。
詳しくミシン針のことを教えてもらいました
JUKI ミシンに勤めているものです。
JUKI はもうだいぶ前に刺繍ミシンからは撤退しているのですが、今もわたしはJUKIの刺繍ミシンを使っています。
針には 工業用針(DB針 上部が丸い形状)と家庭用針(HA針 上部の片面が平らで平針と言ったりもする) の2種類があり、家庭用ミシンでは必ず決まった向きでしか差し込めないHA針の使用ですね。
DB針ほど種類は少ないですがいろいろな針があります。
ですがほとんどの家庭用ミシンでの針の太さは、#11,#14,#16の使用指定になっています。
本当は#9も使えないことはないですが指定されていません。
針選び、
まず生地の織り糸に合わせた糸を選びその糸に合わせて針を選ぶのですが、刺繍の場合わたしは、薄手生地でも芯を貼ることが多いのでほぼほぼちょっと太めのHA#14の針を使っています。
刺繍自体は#11の針でもいいのですが、糸の重なりが多くなるので細いと折れやすくなるからです。
しかしオーガンジーや、生地に針跡の穴が目立つような薄い生地の場合は生地が針の摩擦に負けないように#11番を使います。
わたしは刺繍専用ミシン針を使っていません。
普通のミシン針がたくさんありまして、普通の針でも問題なく刺繍出来ているからです。(針交換はよくします)
でもきっと、刺繍専用針は糸摩擦が少ないのでしょうね♬
ニットやタオル生地などは、針先が丸い(ニット繊維を痛めない)ニット針の#11を使い、速度を落として縫っています。
ニット針はえぐり(針穴上の溝)の部分が長めになっているので、伸びやすい生地から針が抜けやすくなっているのでトラブルしづらく綺麗に刺繍できる感じです。
ラメ糸は薄い生地にでも#14を使っていました。速度を落として。
針穴が小さいとラメ糸が摩擦でキレやすかったです。
ラメ糸こそ針穴大きめの刺繍専用針を使ったらきっといいのでしょうね。
使用針メーカーはオルガン針です。シュメッツなどは使っていません。
汎用性はあるのかもしれませんが、日本のミシンなのでわたしは日本のオルガン使用です。
何でも精密なものほどですが、100均の針などは使わない方がいいですね。
わたしは絶対に使いません‼︎ ボビンなども良くないです。かなり縫いに影響がありますので。
以上
家庭用刺繍ミシンの針のことでした☆
皆さんからいろいろ教えていただいて、とても勉強になりました。
アンケートにご協力くださったみなさま、ありがとうございました。
ミシン刺しゅうを通して
「応援しあえる文化を紡いでいく」
いつもご協力ありがとうございます。
心より感謝です(^^
♡♡♡
いよいよ5月です~♪
名古屋のつどいが楽しみすぎる
ラブキモノ刺繍
鈴木ひろ美でした
大変為になります。
以前、ひろ美さんのYouTubeで「ハスクはオルガン針だと針穴通し使えない」というのを聞いて、ミシン屋さんでも教えてくれなかったのでとても印象深く残っています。
オルガン針付けて糸通らない通らない!とガシャガシャやって糸通し軸を壊しました‥
針一つでも大切ですね
針穴が微妙に違うなんて、私もぜんぜん知りませんでした。
糸通し軸、壊れちゃったんですね…。
おぉぉぉぉ。それは悲しかったですね。。。
ホントそういうのを最初に教えてほしいですよね(^^;